子どもが小学生になると、留守番してもらうことも増えてきますよね。
留守番中に怖いこと、困ったことが起きたら、すぐに親に電話できれば安心です。
古いスマホを使ったLINEが有名ですが、携帯の電話番号の登録が必要だったり、子どもが誤って課金してしまったり、小さい子に使い方を教えるのは少し難しいなどのハードルがあります。

固定電話の番号を登録するのは、LINEの公式で推奨されていません
色々な方法を探してみて、うちが最終的にたどり着いたのは、無料通話アプリ「SkyPhone」です。
「SkyPhone」は日本製のアプリで、電話番号の登録は不要、余計な課金サービスや広告もなく子どもにも安心して使わせられています。
古いスマホとWi-Fi環境が家にある場合には、一番おすすめの選択肢です。
(すぐに「SkyPhone」の記事を読む方は→こちら(このページの下に飛びます))
この記事では、安くて安心な子どもの留守番用電話を探していた私が、最終的にたどり着いた無料通話アプリ「SkyPhone」についてご紹介します。
留守番をしている子どもとの連絡手段
固定電話(ひかり電話)
留守番中の電話で真っ先に思いつくのが固定電話です。
でも、固定電話ってほとんど使わないのに、安いひかり電話でもひと月約500円
しかも、いたずら電話など、知らない人からの電話もかかってきます。
留守番のためだけにしては高いし、邪魔だし、安心ではないなぁと思いわが家は解約しました。
古いスマホでLINE電話
これは、私の周りでも耳にするのでご存知の方も多いかもしれません。
今は使っていない古いスマホでLINEアカウントを作れば、Wi-Fi環境下で無料で通話ができます。
私もやってみようと思ったのですが、LINEアカウントを作るには電話番号が必要になります。
無料で運用しようとしているのでSIM契約したら意味がありません。
ということで、皆さんどうしているのかと調べてみると、実家の固定電話とか会社の固定電話の番号を使っている方もいるようでした。
なるほどーと思ったのですが、LINE公式では固定電話を登録用の電話番号として使うことを推奨していなかったんです。
さらに、その電話番号が他の人のLINEアカウント作成に使われた瞬間、こちら側のLINEデータは全て吹き飛んでしまうリスクがあるんです。
(機種変更時に新しいスマホでLINEを引き継ぐと古いLINEデータが消える、アレです。)
電話番号認証をするには、SMSが利用できる電話番号または音声通話ができる電話番号が必要です。
固定電話⋅050から始まる電話番号⋅仮想電話番号はご利用できません。携帯電話会社から提供されている電話番号をご利用ください。
※すでに別の端末でLINEに登録している電話番号を登録すると、その電話番号が登録されていたLINEアカウントが削除されますので、ご注意ください。
LINE公式 ヘルプページより引用
そして、こちらの方が私にとっては問題だったのですが、いくら無料で使えるとは言っても、子どもにまだLINEを使わせたくない、ということです。
LINEは便利で楽しいサービスですが、広告やスタンプ、ギフトなど課金の誘惑もたくさんあります。
LINEいじめなども怖いので、今のところ子どもに使わせるのはやめておこうと考えました。
キッズケータイ
キッズケータイはGPS にもなって便利なんですが、親のスマホ契約に縛りが出てきたりと、結局割高になります。
わが家でもauのキッズケータイを解約して、通信機能のない、子ども用GPS(GPS BoT)を持たせています。
キッズケータイから子ども用GPSに変えた理由は、コストがかかりすぎたからです。
詳しい内容は、GPS BoT (第2世代)って、人気あるけど実際どう?【体験談】でお話ししています。
povo2.0の0円運用
次に留守番用電話としての候補に上がったのが、povo2.0です。
povo2.0は、基本料は無料です。
そこに、データや通話時間を、必要な分トッピングとして選んで加えてオリジナルのプランを作ります。
トッピング無しなら0円運用が可能です。
ただし、180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
povo2.0公式サイト→https://povo.jp/
5分以内通話かけ放題のトッピングをつけると、550円/月(税込)で1回5分以内の国内通話が無料になります。
約500円/月のひかり電話とほぼ同額ですが、帰省中など、この期間は留守番のための電話が必要ない、というような場合にトッピングしない(自動継続しない)ようにしたりもできます。
もちろん、データのトッピングも選べますので、状況に応じてフレキシブルに使えるのが便利ですね。
親のスマホを楽天モバイル、留守番用電話をpovo2.0にすれば、2台550円/月(税込)で使えます。
(楽天モバイルはデータ利用量が1GBまでは0円、povo2.0は5分以内通話かけ放題のトッピングのみの場合)
povo2.0でも十分お安いんですが、180日の管理が面倒なのと、やっぱり無料がいいな、というのが本音でした。
シンプルな無料通話アプリ、SkyPhone


LINEやココアトークなどは、アカウント乗っ取り事件などもよく耳にします。
そんななか、日本製で安心、余計な機能や誘惑のない無料通話アプリを見つけました。
富山県の会社が作っている「SkyPhone」(スカイフォン)です。
メリット
- ユーザー登録の必要がない
- アドレス帳を自動同期されることもない
- 音質がいい(LINE電話や楽天リンクより上と感じる)
- 音声通話はもちろん、ビデオ通話も無料でできる
- 「あんしんモード」にすれば、アプリに登録していない番号からの着信はブロック
- ノイズキャンセル機能・スピーカー機能(スマホを耳に当てていなくてもOK)あり
- 通話に特化した、シンプル設計
- 日本製、定期的なアップデート
- ユーザーサポートが受けやすい(メール先、電話番号が公式サイトに明記)
- 2022年1月14日に500万ダウンロード突破
一番いいなと思ったのが、アプリに登録していない番号からの着信はブロックできるところです。
子どもが扱うことを考えると、知らない人からの着信や、間違えて知り合いに電話してしまうことは避けたいですよね。
万が一、登録していない番号にテンキーを使って発信して、相手が応答してしまった場合でも、知らない人に知られた番号を捨てて、新しいSkyPhone番号を取得しなおせば問題ありません。
そもそも連絡先に登録しなければ、着信はブロックされるので安心です。
SkyPhoneでは専用の8桁の番号を使い、連絡帳も同期するのではなく、新たにSkyPhone番号で登録します。
なので、留守番用アプリとして家族の番号しか登録しなければ、家族専用電話にできるんです。
(わが家は家族専用電話として使っています。)
デメリット
- 留守番電話機能がない
- 通話品質は、Wi-Fiの通信安定度に依存する
LINEの無料通話でも同じデメリットがありますね。
どうしても留守録機能を使いたいということであれば、やはり有料の通信会社を選ぶしかなさそうです。
実際に使ってみました
アプリを使い始める時にスカイフォン専用の8桁の番号を振り当てられます。
これは、自分で選べません。


画面下のメニューから、「設定」を選ぶとプロフィールや着信音、モード設定などができます。


「あんしんモード」に設定をした留守番用のスマホ(おうち電話と命名)に、お母さんからSkyPhone電話をかけてみました。
この時、お母さんのSkyPhone番号は、おうち電話の連絡先としてまだ登録されていません。
つまり、知らない人が無作為に電話をかけてきても、つないでもらえないということです。
下の画面は、お母さん(かけた側)の「履歴」画面です👇


また、高音質をうたっているだけあって、通話中に使える機能も無料とは思えないくらい充実しています。


SkyPhone公式サイトリンク
安全で安い(できれば無料)、留守番中の子どもとの連絡手段をずっと探してきましたが、やっと納得できる結論が出てスッキリしました。
この記事が、私のように迷子になっている方のお役に立てたら嬉しいです。
SkyPhoneアプリのダウンロードはこちら→スカイフォン公式ダウンロードページ
外出中の子どもの見守りにはGPS
留守番中の連絡はスカイフォンを使って無料でできるようになったけれど、子どもが外出中の見守りには結局キッズケータイが必要になっちゃうんなら、無意味なんじゃない?
こんな風に思われた方もいるんじゃないでしょうか。
まさに、筆者がそうでした。
キャリアのキッズケータイを解約したかった筆者は、いろいろ調べて子ども用GPSというものがあることを知りました。
電話はできないけれども、子どもの居場所がすぐに分かるということで兄妹とも使っています。
家に着いたら通知が来るように設定できる機種もあります。
自宅に着いたらスカイフォンで通話もできますし、安心です。
詳しい話はこちらの記事をご覧ください→【子ども用GPS】安い順ランキング!こだわり別のおすすめも表で比較
古いスマホの使い道は、無料電話だけじゃありません。
他の使い方を見る方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね👇

