住宅ローン、負担が大きいですよね・・・。
今は超低金利、借り換えしたら金利が下がるんだろうけど、
諸費用が高そうだし、手間の割には節約にならないような失敗はしたくないなぁという方!

借り換えなくても、金利を下げる方法がありますよ!
ここでは、我が家の「銀行はそのまま、金利を下げた体験談」を紹介します。
結論からお伝えすると、
銀行に、「住宅ローンの借り換えを検討しています」と電話する
だけです!
順番に説明していきますね。
住宅ローンの金利引き下げ交渉の方法
今借り入れをしている銀行の、ライバルに当たる銀行に電話をする
ライバル銀行には、住宅ローンの借り換えを検討していること、今借り入れしている銀行から、そちらに借り換えした場合の金利などを聞きました。
手元には現在のご融資明細表(融資日、融資額、金利、返済日ごとの返済額などがずらっと一覧になっている書類です)と直近の源泉徴収票を用意しました。



他の銀行の住宅ローン金利なんて、銀行のHPを見れば分かるでしょう?



店頭金利から更に下げてもらえる場合があるので、一度相談することをオススメします!



ライバル銀行って、どこと比べればいいのかしら?



近所の銀行や、ネット銀行もお忘れなく!
今、借り入れしている銀行が「他の銀行が提示してくれた金利まで下げられない」という場合は、手数料等も含めて最終的な支払い金額が安い銀行に借り換えをしましょう。
今借り入れをしている銀行に電話をする
ここで、ライバル銀行が提示してくれた金利を伝え、借り換えを検討していると言いました。
すると、折り返し電話がかかってきて、条件付き(NISA口座を開いて50万円以上の取引を行う)で、ライバル行と同じ金利にまで下げてくれると言われたんです。
その金利に下げてもらった場合の節約できる総額と、月々の支払い金額がどうなるかも聞いておきました(自分で計算するのは難しそうだったので)。
内心ウキウキしていましたが、この時に、条件の詳細はもちろん、かかる手数料、提出する必要のある書類などの確認もしっかりしておきました。
銀行に出向き、必要書類に記入・捺印などと諸費用の支払いをする
ここからは、銀行に言われるままに手続きを進めました。
銀行からは、金利を他行が提示している数字まで下げる代わりに、NISA口座開設と毎月の入金設定の条件を出されました。
NISA口座はいずれ作ろうと思っていましたが、全くの初心者だったので、窓口でよく分からないものを買わされてしまわないようにネットや本で勉強しました。
山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 」がとても読みやすく、助かりました。
具体的な投資信託の例も挙げており、この1冊だけでインデックス投資の基礎、選び方がマスターできました。
おかげで、手数料の高い投資信託をつかまされることもなく、無事にノーロードのインデックス投資でコツコツと資産を増やすこともできています。
余談ですが、窓口では、手数料3%くらいの投資信託がずらっと並んだパンフレットを見せられました。
思わず「高っ」と呟くと、営業マンが(えっ)という顔をして「お詳しいんですね・・・」と一言。
私がカモネギにならずにすんだ瞬間でした。笑
いくら節約できた?
今回の条件変更は、以降10年間の金利を0.65%下げるというものでした。(10年固定金利)
これによって、毎月の支払いは約5,000円、ボーナス払い(年2回)は約15,000円下がりました。
年間で9万円の節約です!
返済期間の延長はありません。
10年後の予定支払い残高は、変更前と比べて729,624円下がることになりました。
引き下げ交渉前 ⇨ 引き下げ交渉後の感想



借り換えより簡単にローン負担が軽くなって嬉しい!
やる前は・・・
借り換えをするとなると、諸費用もかさむし、抵当権付け替えやらで契約者本人(うちの場合は夫)が様々な手続きをする必要がありそうだし、かなり面倒そう・・・。
しかも、きちんと事前に計算しておかないと、借り換えで金利が下がっても諸費用のせいで大して節約にならなかった、なんてこともあるみたい・・・と、不安でいっぱいでした。
そんな時に、知り合いのFPから上記の方法を教えてもらいました。
借り換えたら数十万円かかるところだった諸費用も手間も減らしつつ、住宅ローンの支払い総額も減って大満足でした!